建設業経理士2級CPD講習に行ってきました

先日、建設業経理士2級のCPD講習を受講してきました。

令和3年に経営事項審査(経審)が改正され、建設業経理士は、合格後5年が経過すると法令で定める講習(CPD講習)を受講しなければ加点されないこととなりました。

今回はCPD講習の記録を残しておこうと思います。

内容は、1時間ごとに休憩をはさみながら9:00~15:45が講習、15:55~16:55が試験

建設業の経理実務に必要となる会計理論①~④が半分以上、

後半に財務諸表、財務分析、原価計算、法人税についての講義(すべてDVD)でした。

試験はマークシート方式で、20問の正誤問題。テキスト参照可です。

講義の最後に重要ポイントのページが一気に読み上げられます。

試験はほぼそこから出題されましたが、数問はそれ以外から出題されました。

テキストを参照すれば何とか解けるレベル。おそらく大丈夫…かな…?

合否は1か月後だそうです。

2級を取得してから約10年経っているので、2級の内容はほとんど忘れていますが

計算の多かった2級とは少し角度が違う印象。「精算表とかまたやるの?」と思ってましたがやりません。

電卓はほぼ使わず、理論や原則など会計の根本を学び、

財務諸表、財務分析、原価計算は1級建設業経理士の足掛かり的な内容を学んだような気がします。

印象に残った一節を…

『財務諸表の内容は「記録された事実会計上の慣習個人的判断総合的表現」にほかならない』

=絶対的真実ではなく相対的真実である。

私にとっては1日で学ぶにはかなりヘビーな内容(頭から煙が…)でしたが、

なるほど!と思うことも多く、とても勉強になりました。

2023/3/27 追記 合格証が届きました。

一安心です。

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